猫を預かってもらう前の準備ついて

 

猫アズカルをご覧いただき、ありがとうございます。

こちらでは、「猫を預かってほしい人」が預かりボランティアさんに依頼する前の準備についてご説明します。

トラブル防止のため、以下の項目を1つずつゆっくりとご確認いただけますようお願いします。

 

 

預かりボランティアさんにメッセージを送る際の注意事項

 

預かりボランティアさんにメッセージを送る際は、以下の内容を参考にご相談を進めてください。

 

※最初に詳しい内容や自己紹介を記載せず、「○○頃に猫を預かっていただけますか？」と伺いを立てる短文メッセージを送ることはお控えください。

預かりボランティアさんは、最初に内容や自己紹介をご覧になり、預かり可能かどうかをご検討されます。

これからお世話になる相手に失礼にならないよう、最低限のマナーを守ったやりとりを心がけましょう。

 

預かりボランティアさんにメッセージを送る際に伝える内容について

 

預かりボランティアさんにメッセージを送る際は、次に挙げる必要事項を伝えていただけますようお願いします。

 

 

契約（預かりのお約束）の前に確認していただきたいこと

 

依頼される前に、次の項目について全てご確認をお願いします。

預かりを急いでいる時は、これらを見逃したり、チェックが甘くなりがちです。

するとトラブルにつながりますので、ゆっくりと確認していただけますようお願いします。

 

 

※トラブルを未然に防ぐため、これらの条件を全て満たしたボランティアさんに依頼するようにして下さい。

※猫の飼育に不慣れなボランティアさんにお願いする場合は、しっかりとしたアドバイスや指導を行ってください。

※話し合いの途中で預かりボランティア側から猫の譲渡希望があった場合は、猫アズカルを通さずに外部の里親募集サイトをご利用ください。

※上記の相談に応じてくれない預かりボランティアさんには、依頼されませんようお願いします。

また、疑問などを感じられた場合は運営までご報告ください。

※上記をふまえ、ご依頼は自己責任にて行ってください。

万が一トラブルが生じた際は、「預かりボランティア」と「依頼主」同士にて解決するようお願いいたします。

トラブルに際し、運営者は規約に則り対処いたしますが、ユーザー間の問題に直接介入することはありませんので、予めご了承ください。

 

預かりボランティアさんに猫を預ける前の確認について

 

預かりボランティアさんに猫を預ける前に、次の項目についてご確認の上、正確に情報をお伝えいただけますようお願いします。

 

 

 

預かり期間や内容の変更について

 

猫アズカルでは、「依頼主」と「預かりボランティア」の間で「預かり期間」や「方法・内容」についてよく相談し、合意した上で行っていただきます。

しかし、何らかの正当な理由により、依頼主側から「猫の預かりを中断したい」「預かり期間を変更したい」「預かりの方法・内容について変更したい」と申し出た場合は、預かりボランティアさんに速やかに相談に応じ、対応していただく必要があります。

これは、預かりボランティア側の事情に変更があった場合も同じです。

この時、両者共に預かり期間を不当に延長することはできません。
（例：預かりボランティアが依頼主に猫を返さない、あるいは依頼主が猫を引き取らないなど）

「状況が変わった」「双方の意見が折り合わなくなった」など、最初の約束に変更が生じた際は、一旦依頼主が猫を引き取り、改めて冷静に話し合いを進めていただくことをお勧めします。

正当な理由なく相手の申し出に反対する、預かり期間や方法・内容の変更に応じないなどの場合は、今後の利用を制限するなどの対応を取らせていただきます。

猫の安全を第一に考え、おおらかな気持ちで臨機応変に対応していただけるようお願いします。

 

猫の所有権について

 

猫アズカルを通して預ける猫の所有権は、「依頼主」に属します。

預かり期間が長期に渡る場合も、所有権は預かりボランティア側に移行することはありません。

 

その他の重要な確認事項

 

猫の預かり依頼に際し、次の項目をご確認ください。

 

 

 

 

猫アズカルでは、「猫を預かりたい人」と「猫を預かってもらいたい人」のマッチングを目的としておりますが、人と人とのやりとりですので、その中で行き違いや誤解、考え方や行動様式の違いなどが起こる可能性がございます。

最初は猫アズカルのメッセージ機能を通してマッチングを行っていただきますが、実際に猫の受け渡しを行う際はできるだけお互いの携帯電話やLINEなどを活用し、より直接的で詳細なやりとりを重ねていただくようお願いします。

「猫を助ける」ことを第一の目的とし、できるだけ丁寧な言葉遣いややりとりを重ねるよう心がけましょう。

また、やりとりの中で「連絡の頻度や内容に疑問がある」「要求が一方的」「意思の疎通が困難」などと判断された場合は、依頼を受け付けることができません。

預かりボランティアさんとのやりとりを責任を持って行い、予定変更や不都合が起こった際はその旨を適切に伝え、連絡の中途放棄はされないようお願いします。

社会常識とマナーを守り、気持ちの良いやりとりを心がけましょう。

 

飼い猫を預かってほしい時について

 

猫アズカルは、保護猫を優先とした助け合いサービスです。

保護猫とは、「これから里親さんを見つける猫」のことです。

「外で暮らす猫」や「飼い主のいない猫」がこれに当たります。

また、保護猫を預かっている人を「保護主」といいます。

これに対し、飼い猫とは主に「ペットショップやブリーダーから購入した猫」のことです。

また保護猫を譲り受けた場合や、里親がいる場合も「元保護猫の飼い猫（ペット）」になります。

飼い猫の預かり依頼については、次のように対応いたします。

 

 

飼い主都合による預かり依頼

 

万が一の際に猫を預かってくれる後見人を立てておくことは、飼い主の責務です。

預かりが必要な際は、友人知人やペットホテルをお探しください。

また、飼い猫を預かる他のマッチングサイトやサービスをご利用下さい。

飼い主都合の理由による猫の預かりを認めますと、飼い主が本来の責任を負うことなく安易に猫を預けるケースが増えてしまいます。

また、保護猫の預かり依頼があった際の対応が遅れます。

健全なサイト運営のため、保護猫活動に関係のない預かり依頼はお控えいただけますようお願いいたします。

 

飼い猫が捨てられる or 命の危険がある場合

 

上記以外に、「転居や入院などに伴い、飼い猫の一時預かり先がほしい」という緊急性の高いケースもございます。

保護猫活動の現場では、飼い主の転勤や引っ越し、急病などの理由で猫が置き去りにされる例が後を絶ちません。

そこからさらに子猫が産まれ、野良猫が増えるという悪循環につながります。

飼い猫を預かってほしい場合は、「放っておくと捨て猫になる可能性がある」「命の危険が及ぶ」という場合に限り、ご依頼を承ります。

その際も、預かりボランティアさんに経緯をきちんと説明し、よくご相談ください。

※飼い猫を預けたい場合は、フードや日用品などもご支給ください。

 

飼い猫の預かりを制限する理由について

 

「保護猫を預かるなら、飼い猫を預かってくれても良いのでは？」「同じ猫なのに、なぜ区別するの？」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

飼い猫の預かりを制限させていただく理由は、「安易な飼い猫の預かりは、捨て猫を増やすことにつながる」ためです。

「いつでも無料で飼い猫を預かってもらえるサービスがある」と思い、「気軽に猫を飼ってもいい」と思われる飼い主さんが増えることが予想されます。

そのような発想で猫を飼われますと、飼育中に想定外の事が起こった際、「こんなはずじゃなかった」「こんなに大変だと思わなかった」と猫を放棄するケースが増えてしまいます。（実際そのようなケースが増えています）

その結果、捨て猫が増え、そこからまた繁殖して野良猫が増えていきます。
すると、さらに不幸な猫の数が増え、保護団体や個人ボランティアの負担が増えることになります。

猫アズカルは、この野良猫・捨て猫問題を少しでも減らし、殺処分を減らすことを目的として生まれました。
そのため「飼い猫の預かり」は、このポリシーに反することになります。

例えるなら、猫アズカルは、「家族のいない子供を、次の家族に繋ぐための一時預かり場」であるとご想像ください。
そこには「命を守り、生かす」という緊急性の高い目的があります。

そのような場に「個人的な都合により、飼い猫を預かってほしい」と求めるのは、大げさな言い方をさせていただくと、児童養護施設に託児サービスを求めるようなことです。

猫アズカルは、飼い猫を無料で預かるサービスとは異なることをご理解ください。
その上で、飼い猫の預かりは外部のサービス等をご利用いただけますようお願いします。

 

 

 

※ご質問・ご要望などは運営までご連絡ください。